令和5年1月6日(金曜日)晴れ
おくとね
舞茸天玉そば 540円


新橋リーマンたちに大人気の立ちそば名店
相変わらずの晴天の令和5年最初の金曜日。
ランチタイム前にJR新橋駅に降り立った小生は、
新橋リーマンたちに大人気な立ち食いそばの名店と称される『おくとね』を訪れる。
「ニュー新橋ビル」と並ぶサラリーマンのオアシス「新橋駅前ビル1号館」の地下に店を構える同店は約30年近く前にオープンするが、
飲食店が立ち並ぶエリアで他店と差別化を図るために何か名物をと考えた創業者が取り入れたのが、
ちょうど親族が栽培していた舞茸だったという。
この舞茸を使った舞茸天そばやうどんは、
今では同店のみならず駅前ビルの名物になり、
連日多くの客がこれを求め訪れるという。
入店
ということで午前10時半頃、
店に入り券売機で「舞茸天玉そば」の食券を購入した小生は、
正面奥で待っている店主に券を渡し、壁際の立ち食いカウンターに陣取る。
前客は一人だったが、
ランチタイム前というのにあとから次々に客が入ってきてそこそこの入りに。
映える一杯
2分で、おまちどうさまと舞茸天玉そばが提供される。
どんぶりからハミ出る舞茸天にネギ、生卵の黄身が実に映えるが、
そこへこの店のもうひとつの名物・紅生姜を加え、さらにカラフルな一杯に。
早速、つゆをひと口。
土佐の鰹節でとった出汁に自家製の返しをつかっているというつゆはどちらも主張しすぎず、
バランスがいいしっかりとした旨味に溢れている。
冷凍麺を使っているというそばは、コシがあり喉ごしがいい。
肝心の舞茸天は、刻んだ舞茸を薄く揚げてあり、
サクッと軽く、かじると舞茸独特の風味が口の中に広がる。
店名にもなった群馬県の奥利根地方の生産者から仕入れているそうだ。
つゆに浸すとたちまちほぐれ、舞茸のエキスと油がとけだす。
卵のまろやかさも加わり、う~ん美味しいね。
さらに紅生姜の辛味と酸味と甘味がアクセントになって
これまで味わったことのないそばの味わいに。
本当にあっという間に完食。
ここでしか味わえない唯一無二の舞茸天そば。
新橋で働く人たちが羨ましく思った小生であった。
ちょっとだけムービータイム
おくとね
電話:03-5568-3590
住所:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 B1F
営業時間:7:00~20:00
定休日:土曜・日曜・祝日