令和5年1月12日(木曜日)晴れ
みのがさ 神田和泉町店
ゲソ天そば 520円


立ちそば激戦区の人気店
昨年末から晴天続きの東京。
すっきり晴れるのは気持ちいいものの、朝晩めっきり冷え込んで電気&ガスの光熱費はうなぎ上り。
懐も寒々しくこの上ないので、安くて美味しいものをサクッといただこうと、
向かったのは秋葉原にある人気の立ち食いそば店『みのがさ』。
同店は秋葉原近辺に3店舗を展開するが、
今回伺ったのは昭和通り沿いにある神田和泉町の店。本店は岩本町にある。
JR秋葉原駅昭和通り口を出て、
上野方面へ5分ほど歩くと見えてくる「信州生そば みのがさ」の看板。
すぐそばには『富士そば』もある。
こだわりのそば
真田六文銭の家紋があしらわれた暖簾をくぐると、いらっしゃいませ、と元気な声に迎えられる。
時刻は正午過ぎ。
店入り口近くにある券売機でゲソ天そばを購入し、
カウンターで待っている店員さんに渡す。
ちなみにセットのミニカレーも人気らしいが、連食の予定なので自重。
壁際の椅子のあるカウンター6席と反対側の立ち食いスペースの店内。
立ち食いそば店では、ごく普通の箱だ。
前客は3人ほど。立ちそばでは珍しいご婦人の姿も。
店に飾ってあるボードには「蕎麦粉は最高銘柄である信州戸隠産のプレミアム蕎麦粉で、歴50年の職人が店の工房で製麺している」と。
存在感抜群のゲソ天
2分ほどで提供。
ゲソ天そばである。
どんぶりから出汁とゲソの香りがふんわり。食欲を誘う。
つゆは黒すぎず澄んでいて、上品な鰹節と昆布の旨味と主張しすぎない返しが口の中に広がる。
店自慢の生ソバは少しコシも感じられ、
肝心のゲソ天は、ほんのり温かくカリッと揚げられ油切れもいい。
歯ごたえを楽しめるくらいに切られたゲソは存在感バツグンで、
噛むごとにイカの旨味が溢れる。
ワカメも海藻好きな身としては嬉しい。
つゆにふやけたゲソ天もまた味わい深く、サクッと完食。
日暮里の六文そばのようなインパクトはないが、
つゆとそば、種のバランスのいい毎日食べても飽きない立ちそば。
今度は評判のいいカレーも食してみたい。
ちょっとだけムービータイム
みのがさ 神田和泉町店
電話:03-3866-8720
住所:東京都千代田区神田和泉町1-3-2
営業時間:【平日】6:00~19:00【土日】6:00~16:00
定休日:無休