令和2年11月23日(月曜日)快晴
永福町大勝軒
中華麺 1130円


オープン前に入店
勤労感謝の日の祝日、大好きな永福町大勝軒を訪問する。
時刻は営業開始前の午前10時5分。
まだ11時の開店まで50分以上あるが、
店の中に入らせてもらい、カウンターの一番端に陣取る。
ここは、開店時間前に来店しても中で待たせてくれるのだ。
すぐにベテランのお姉さんが水を持ってやってきて、優しい表情で注文をとる。
いつもの中華麺をオーダー。
開店前なのに店内は客でいっぱいに
すると後から後からどんどん客が入ってきて
いつのまにか店内はほぼいっぱいに。
世の中は大変な時期だが人気ぶりは相変わらずのようだ。
とはいえ、ラーメン提供までだいぶ時間があるので、
目の前に置いてある週刊誌に手を伸ばす。
店主は、支度に余念がない。
着丼
そして10時35分頃、
いつもよりだいぶ早い時刻に中華麺が到着。
いつ見ても美しい丼面である。
黄金色の煮干スープの中に2人前はあろうかという麺が浸り、
その上に4~5枚のチャーシュー、
メンマ、そしてナルトが盛りつけられ、
小口切りのネギが彩を加える。
大きなレンゲでスープをひと口啜ると、
思わず笑みがこぼれる。
表面を覆ったラードの油膜のおかげで熱々のスープは、
煮干の風味いっぱいで
後から昆布や豚骨、野菜などの旨味が追って来る。
今日もうまい!
そして柔らかめな細縮れ麺を口に運ぶ。
スープを存分にまとった麺は量が半端なく多いが、
どんどん食べ進められ、気が付いたころにはなくなっている。
お年寄りでもぺろりと食べてしまうのもうなづける。
すべてが計算されつくされた一杯
最後に残ったスープはまだ熱く、
飲み進めていくとひとかけらの柚皮が口の中に。
その爽やかな柚の風味が抜群のアクセントとなり、
最後に至福の瞬間を与えてくれるのだ。
すべてが計算されつくした一杯に今回も大満足し、
今年中にもう一回は訪れることを心に誓うのだった。
ホカホカ麺上げタイム
永福町大勝軒(えいふくちょうたいしょうけん)
電話:03-3321-5048
住所:東京都杉並区和泉3-5-3
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜(店のHP要確認)